アロハスタジアム・スワップミートの移転先が決定!再開発中も営業継続へ

「スワップミート2.0」始動へ——変わる場所、変わらぬにぎわい

私がハワイに住んでいて感じることのひとつは、週末の楽しみの一つとして、アロハスタジアムのスワップミートが地元に根付いているということです。観光客だけでなく、地元住民にとっても掘り出し物探しやB級グルメを楽しむ場所として親しまれています。そんなスワップミートが、スタジアム再開発の影響で移転することが正式に決定しました。でもご安心を——営業は止まりません!





移転先は同敷地内「アッパー・ハラワ・ロット」

アロハスタジアムの再開発計画「New Aloha Stadium Entertainment District(NASED)」に伴い、現在スタジアム周辺の駐車場で開催されているスワップミートは、2025年6月をめどに**アッパー・ハラワ・ロット(Upper Halawa Lot)**へ移転します。


この移転は一時的な措置で、スタジアムの取り壊しから新スタジアムの完成予定である2028年までの約3〜5年間、新たな場所で営業が続けられます。アッパー・ハラワ・ロットはスタジアムに隣接する98エーカーの敷地内にあり、現在の出店数(400以上)を維持できる広さがあります。


来場者用の駐車場としては、毎年恒例の「50th State Fair」の会場にもなる**ロウワー・ハラワ・ロット(Lower Halawa Lot)**が利用される予定です。


スワップミート2.0計画:より魅力的な市場へ進化

移転を単なる「場所の移動」として終わらせず、より魅力的な体験型市場に進化させる取り組みも進行中です。再開発チームは「Hookipa Hale(ホオキパ・ハレ)」という新しいエンタメ&フードエリアを設け、50フィート×100フィートの大型テントを中心にフードトラックコンテナ型リテールスペース(20〜40フィート)を配置予定です。


この新しいレイアウトにより、62のベンダーが常設店舗として出店できるようになり、より安定的なビジネス運営が可能になります。また、買い物途中で休憩できる「リチャージテント」やイベントスペースも用意されるなど、ローカルと観光客の両方が楽しめる環境が整えられます。


再開発後の未来は?

NASEDの最初の開発フェーズでは、新スタジアムの完成が2028年とされています。その後スワップミートが再度移転する可能性もゼロではありませんが、現時点ではアッパー・ハラワ・ロットでの営業がしばらく続く見込みです。最終的な配置については、今後の開発業者との協議により決定されるとのことです。


まとめ

スタジアム再開発という大きな変化の中でも、ハワイのローカル文化を象徴するスワップミートは止まりません。場所は変わっても、地元のにぎわいとお得なショッピング体験はそのままに、**より快適で魅力的な「スワップミート2.0」**が始まろうとしています。

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