ハワイアン航空客室乗務員が契約延長を承認、待遇改善へ

安心感ある合意に、私も一安心

ハワイで暮らしていると、航空業界のニュースは他人事ではありません。特にハワイアン航空はローカルの誇りであり、多くの住民や観光客の移動を支える存在です。今回、客室乗務員の契約延長が無事に承認されたというニュースに、私もホッとしました。給与や福利厚生が改善されることで、現場の士気も上がり、結果として私たち利用者にも安心・快適な空の旅が提供されることを期待しています。





2028年2月までの3年間延長が承認

ハワイアン航空の客室乗務員は、AFA(全米客室乗務員協会)CWA支部に所属しており、今回その大多数が契約延長を支持しました。2025年4月に改定可能だった契約を、2028年2月まで延長する内容で、88%という高い賛成率での承認となりました。

昇給・退職金制度・スケジュール改善

今回の契約延長には、3回の昇給、アラスカ・エア・グループの利益分配制度への参加、勤務スケジュールの改善などが盛り込まれています。これにより、乗務員のモチベーションと待遇がより良いものになることが期待されています。

アラスカ航空との統合進行中の中で

ハワイアン航空は、2024年9月にアラスカ・エア・グループ(NYSE: ALK)に約19億ドルで買収されており、現在は両社の統合が進められている最中です。先日もハワイ拠点の一部スタッフに対するレイオフ(解雇)が報じられましたが、今回の合意は客室乗務員にとっては安心材料となる内容です。

合同労働協約に向けた第一歩

3月からは、アラスカ航空とハワイアン航空の労使チームが、9,200人以上の乗務員に向けた合同の労働協約に向けて交渉をスタートしています。この契約延長は、その本格的な合同協約に向けた“橋渡し”となるものでもあります。

会社側も合意を歓迎

ハワイアン航空の副社長ロケシュ・アマラナヤカ氏も、「この合意は当社の未来にとって大きな一歩であり、乗務員の安全・サービスへの貢献に感謝している」と述べています。統合後も引き続き、ハワイらしいおもてなしと安心感のあるフライトが提供されることが期待されます。

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