【ホノルル】人気施設シーライフパーク、運営会社が交代へ

有名テーマパーク運営会社が買収へ

私が住んでいるハワイでは、観光施設のニュースには特に敏感になります。先日、オアフ島東海岸にある人気スポット「シーライフパークハワイ」の運営会社が買収されるというニュースを知り、正直驚きました。私も何度か訪れたことがあり、イルカショーや海洋生物とのふれあい体験は家族連れに大人気です。新しい運営元になる会社は、あの「ドリー・パートン」のテーマパークを手掛ける有名企業とのことで、今後どんな変化が起きるのかとても楽しみです。 もう少し施設が近代化し、地元民、観光客にとってもっと魅力のある施設にして欲しいです。



シーライフパークの新オーナーは?

今回、アトランタに拠点を置くハーシェンド・ファミリー・エンターテインメントが、シーライフパークを含む複数施設を買収する契約を結びました。これまでのオーナーであるスペイン・マドリードの「パルケス・レウニドス」は、米国子会社「パレス・エンターテインメント」を手放すことを決定。その一環として、オアフ島のシーライフパークも譲渡対象となったのです。


この取引には、ピッツバーグの「ケニーウッド」やペンシルベニア州ランカスターの「ダッチワンダーランド」、コネチカット州の「レイクコンパウス」など、全米10州にある20以上のエンターテインメント施設も含まれています。

買収後も運営体制は現状維持

取引の具体的な金額は公表されていませんが、買収完了には通常の承認プロセスを経る必要があります。ハーシェンド社は、買収後もシーライフパークを含む各施設の日常運営に即時の変更は行わないと表明。スタッフ支援やゲスト体験の維持を優先し、段階的に情報共有を進めていく方針です。

また、ハーシェンドは「ファミリー向けエンターテインメントとホスピタリティ事業の拡大」を目指しており、今回の買収はその戦略の一環としています。一方で、売却側のパルケス・レウニドスはヨーロッパ市場に注力していく予定です。

シーライフパークの歴史と今後

シーライフパークは、もともとカンクンに本社を置く「ドルフィン・ディスカバリー」から2008年にパルケス・レウニドスが買収した経緯があります。長年、地元民や観光客に親しまれてきた施設だけに、今後ハーシェンド社によってどのような新しい風が吹き込まれるのか、ハワイ在住の私も注目していきたいと思います。

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