ハワイで働きたい人に朗報!航空業界が再び動き出した
私が暮らしているホノルルでは、観光業や航空業界の動向は生活にも直結する重要な話題です。特にコロナ禍以降は航空便の減便や人員削減が相次ぎ、業界全体が慎重な姿勢を取ってきました。しかしここにきて、久々に前向きなニュースが飛び込んできました。ハワイの空を代表するハワイアン航空が、なんと500人の客室乗務員を新規採用するとのことです!
これは、アラスカ航空グループによるハワイアン航空の買収後、両社の統合によって運航体制が拡大していることを受けたものです。つまり、今後はハワイと本土間だけでなく、国際線も含めてさらなる成長が見込まれているということ。ハワイでキャリアを築きたいと考えている人にとって、大きなチャンスが広がっています。
ハワイアン航空、最大規模の採用活動を発表
ハワイアン航空は2025年、過去最大級の採用活動を展開しています。対象となるのは、客室乗務員をはじめ、パイロット、整備士、空港業務など多岐にわたります。特に目玉となるのが、客室乗務員500名の新規採用です。現時点で約2,100人のフライトアテンダントが在籍しており、今回の募集はその約24%増にあたります。
アラスカ航空との統合で運航路線が拡大
この採用計画の背景には、2024年末に始まったアラスカ航空との統合による運航ネットワークの拡大があります。両社が連携したスケジュールにより、ハワイと米本土間の座席供給は前年同期比で1.45%増加する見込み。さらに、ハワイアン航空のエアバスA330-200型機を用いた国際線の新規就航も控えています。
- 5月12日:シアトル〜成田線が毎日運航開始
- 9月12日:シアトル〜ソウル線が新規就航
これらの国際線強化に伴い、日本語または韓国語が話せる客室乗務員30〜40人の採用も予定されています。
地元ハワイでも積極的な採用活動
ハワイアン航空は、ハワイ州内各地で積極的に採用活動を展開中です。
- マウイ島で**ジョブフェア(就職説明会)**を開催
- 今夏にはカウアイ島やハワイ島でも説明会が開催される予定
また、ハワイ州内の離島路線においては、夏季に1日約150便の出発便を維持する方針であり、安定した地域路線の運航も継続されます。
ハワイの航空業界が活気を取り戻す兆し
一時は人員削減や便数減に追い込まれたハワイの航空業界ですが、今回のハワイアン航空の積極的な採用方針は、業界全体の回復を象徴する動きです。観光と直結するこの業界が再び拡大基調に入ることで、ハワイ経済全体にも良い影響が期待されます。
ハワイで客室乗務員を目指すなら今がチャンス
ハワイで暮らしながら、グローバルに活躍できる客室乗務員という仕事は、多くの人にとって憧れの職業ではないでしょうか。今回のような大規模採用は滅多にない機会です。特に語学力を活かしたい方や、国際線での勤務を目指している方には絶好のタイミング。航空業界に新しい一歩を踏み出したい方にとって、この機会を逃す手はありません。
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