ハワイ企業のグローバル展開がまた一歩前進!
私が住んでいるハワイには、観光業を中心とした企業がたくさんあります。その中でも特に目を引くのが「アウトリガー・ホスピタリティ・グループ」。この会社は地元でもよく知られていて、ワイキキ周辺のホテルにもよくその名前を見かけます。そんなアウトリガーが、再び海外展開を進めているというニュースを目にして、正直とてもワクワクしました。今回の舞台はタイのピピ島。私自身も旅行好きなので、こうしたハワイ発の企業がアジアでも活躍しているのを見ると、自分の住む地域に誇りを感じます。タイの美しいビーチとアウトリガーの高いホスピタリティが融合することで、どんなリゾートが誕生するのか今からとても楽しみです。
ピピ島といえば、映画『ザ・ビーチ』でも有名なアンダマン海に浮かぶ美しい島。その自然の中に、アウトリガー流の「裸足の贅沢(barefoot luxury)」を融合させた五つ星リゾートが誕生するなんて、まるで夢のようです。環境保護と文化体験を重視したリゾート運営にも共感できます。ハワイのローカル企業が世界にその理念を広げている姿には、同じハワイに住む者として大きな誇りを感じました。
ピピ島に新たなアウトリガー・リゾート誕生
アジア太平洋戦略の重要な一歩
ハワイに本拠を置く「アウトリガー・ホスピタリティ・グループ」は、タイで4つ目となるホテルを取得し、アジア太平洋地域での事業拡大を加速しています。今回買収したのは、タイ・ピピ島にある高級ビーチリゾート「Zeavola Resort(ジーヴォラ・リゾート)」です。
「ジーヴォラ・リゾート(Zeavola Resort)」は、タイ・ピピ島の北端に位置し、白砂のプライベートビーチとエメラルド色の海に囲まれた隠れ家的リゾートです。
10月再オープン予定
買収に伴い、同リゾートは一時的に営業を停止し、2025年10月1日には「アウトリガー・ピピ島リゾート(Outrigger Phi Phi Island Resort)」としてリニューアルオープンする予定です。施設は現在改修工事に入っており、新たなリゾートとして生まれ変わります。
ニューアル後には63室のスイートとヴィラが設けられ、アウトリガー独自の「裸足の贅沢」を体現したリゾートへと生まれ変わります。海の音に包まれながら文化体験と環境保全を意識した滞在が可能になる予定です。
CEOのコメントと戦略的意義
アウトリガー社のCEOであるジェフ・ワゴナー氏は、「今回の取得はアジア太平洋地域での成長戦略において重要な節目」と述べており、同社のタイでの既存の運営基盤を活かして、さらにゲスト体験を向上させていく方針です。
タイでの既存施設
アウトリガーはこれまでに、
- アウトリガー・カオラック・ビーチ・リゾート
- アウトリガー・コーサムイ・ビーチ・リゾート
- アウトリガー・スリン・ビーチ・リゾート
といった3つの施設を、2021年にManathai Hotels and Resortsのブランド買収により取得しています。
ハワイから世界へ広がるリゾートネットワーク
ハワイ内外での展開状況
アウトリガーはハワイ州内に8つのホテルを運営しており、2023年にはマウイ島の「カアナパリ・ビーチ・ホテル」やカウアイ島の「カウアイ・ビーチ・リゾート&スパ」を新たに取得しました。また、2021年には「コナ・リゾート&スパ」も加えています。
マウイ火災による影響
なお、「カアナパリ・ビーチ・ホテル」の取得に伴い、同社は隣接する「プランテーション・イン」も継承しましたが、これは2023年8月8日のマウイ島の大規模火災により壊滅的な被害を受け、再建は困難とされています。
その他の海外展開
アウトリガーはハワイとタイ以外にも、フィジー、モーリシャス、モルディブといった世界的なリゾート地にホテルを展開しています。これにより、ハワイ発のブランドでありながら、グローバルにその存在感を強めています。
ハワイブランドのグローバル化に期待
今回のピピ島での買収・再オープンは、ハワイの観光業が世界にどのように影響を与えているかを示す好例だと思います。アウトリガーの動向は、地元ハワイだけでなく、世界の旅行者にとっても注目すべきものになっています。私自身も次にタイを訪れる際には、この新しいリゾートを訪れてみたいと思わせてくれるニュースでした。
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