地元特典の終了に注意!ハワイアン航空とアラスカ航空の統合が進行中
ハワイに暮らしていると、ローカル特典のあるサービスには日頃からお世話になります。その中でも「HawaiianMiles(ハワイアンマイル)」は、地元住民や旅行者にとって非常に身近な存在でした。ところが今、そのハワイアンマイルが段階的に終了しつつあります。
アラスカ航空との合併に伴い、2025年6月30日をもって多くの提携サービスが終了し、最終的にはハワイアンマイル自体がアラスカ航空のマイレージプランに統合される予定です。地元企業との連携にも影響が出ることから、今回はその詳細をわかりやすくまとめました。
何がいつ終了するのか?
✈ 提携航空会社とのマイル連携(終了:6月30日)
以下の航空会社との提携は6月30日をもって終了します(旅行日は2026年2月28日まで有効):
- ヴァージン・オーストラリア
- ヴァージン・アトランティック
- チャイナ・エアライン
- 日本航空(JAL)
- 大韓航空(Korean Air)
- ジェットブルー(JetBlue)
これにより、これらの航空会社でのマイル加算・利用はできなくなります。
🍴 ショッピング&ダイニング特典(段階的終了)
以下の人気ローカル店とのマイル連携も終了:
- フードランド(Foodland)
- ヘレ(Hele ガソリンスタンド)
- KOAパンケーキハウス
- Kono’s
- アラモアナのThe Alley
- Boyd Rewards(カジノリワード)
- マウイ・ジム・サングラス
- Rocket Mortgage(住宅ローン)
- Pacific Island Art など
地域密着型のサービスが使えなくなるのは、ローカルユーザーにとって特に残念なポイントです。
ハワイアンマイルは完全になくなるの?
はい、ハワイアンマイルは将来的に終了し、アラスカ航空のMileage Planに統合されます。
ただし、以下の点に注意してください:
- 2025年中であれば、ハワイアンマイルをアラスカのマイルに自分で変換可能
- 統合後は、未変換のマイルは自動で移行
- ロイヤルティプログラムは新しいブランド名で展開される予定
クレジットカードはどうなる?
ハワイアン航空のクレジットカードは継続利用可能です。
- バークレイカード(Barclaycard)発行の「Hawaiian Airlines World Elite Mastercard」は今後も有効
- アラスカ航空は2025年8月にプレミアムカードを新たにリリース予定
- すでに10万人以上が事前登録
- バンク・オブ・アメリカとの提携
バンク・オブ・ハワイとの提携も継続され、ハワイ在住者向けのカードサービスは今後も維持される見込みです。
ハワイ在住者・旅行者へのアドバイス
- 2025年6月30日までに提携店でマイルを活用するのがおすすめ
- 変換可能なうちに、アラスカ航空のマイレージプランへのマイル移行を検討する
- クレジットカード利用者は、特典の変更点を各社の公式サイトでチェック
地元とマイルの関係は続くのか?
ハワイアン航空は「今後もFoodlandやHeleのような地元企業との関係を重視する」とコメントしていますが、今回のような大きな移行の中では、実際にどうなるかは注視が必要です。
アラスカ航空との統合により、プログラムの全国的な利便性は高まるかもしれませんが、ハワイ独自の地域密着型のメリットが薄れる可能性もあるため、今後の動向を継続的にウォッチしていきたいと思います。
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