ワイキキの玄関口に新しい風を感じる瞬間
私の住むホノルルでは、日々変わる街の表情を目にすることがよくあります。中でも観光の中心地・ワイキキでは、新たなホテルの開業や既存施設のリニューアルが進み、訪れる人にも住む人にも刺激を与えてくれます。最近その中で私が注目したのが、「アンバサダー・ホテル・オブ・ワイキキ」のリブランドです。
長年親しまれてきたこのホテルが、2025年にヒルトンの「タペストリー・コレクション」へ正式加盟し、まったく新しい体験を提供する施設として生まれ変わりました。旅行者にとってはもちろん、地元に住む私たちにとっても、この変化は非常に興味深いものでした。以下では、今回のリブランドのポイントや、新しいサービスについて詳しくご紹介します。
ヒルトンの「タペストリー・コレクション」とは
「タペストリー・コレクション by ヒルトン」は、世界各地に展開する個性的で独立性の高いホテルブランドです。それぞれが土地に根ざしたデザインや体験を提供しつつ、ヒルトンブランドとしての信頼性と特典を備えています。
アンバサダー・ホテル・オブ・ワイキキは、ハワイで初となるこのコレクションへの加盟を果たし、観光とローカル体験の融合を目指しています。
ローカルな体験を重視した新プログラム
新たに導入された「This Is How We Waikiki」プログラムは、宿泊客をまるで友人のように迎える独自のホスピタリティ哲学に基づいています。これは単なるキャッチコピーではなく、ホテルのデザインや接客、空間演出すべてに息づいている思想です。
まるでハワイの友人宅に泊まっているかのような居心地を重視しており、ヒルトン・オナーズの会員制度とも連携して、よりパーソナルで充実した体験が可能になっています。
館内リニューアルと魅力的な設備
ホテルは全368室を擁し、モダンでありながらレトロ感を漂わせるミッドセンチュリーデザインにリニューアル。特注の溶岩石を用いたロビーの壁や、自然美をテーマにしたインテリアが特徴です。特に、ワイキキで唯一の二段ベッド付き客室はファミリー層にも人気が出そうです。
施設面では以下のような魅力があります:
- 「ワイキキスイム&ソーシャルクラブ」:レトロなプールでドリンクやローカルフードを楽しめる
- 「フェイバリット・サン」:島の風を感じるレストラン&バー、毎日のハッピーアワーやライブ音楽も開催
- ビーチ用品の無料レンタル「ビーチ・キャンディー・ワイキキ」
- プールサイド・ピラティスなどのウェルネスプログラムも充実
ヒルトン・オナーズとの連携で特典も多数
宿泊時には「ヒルトン・オナーズ」のポイント獲得が可能で、会員限定の割引や無料Wi-Fi、アプリによるチェックインなど、便利な機能を多数利用できます。観光で訪れる方にとっては、安心感と利便性の両方が得られる点も大きな魅力です。
地元住民にも嬉しいオープニング特典
リブランドを記念したオープニング特典も充実しています。特にハワイ在住者(カマアイナ)向けには、通常料金から25%割引のプランが提供されています。他にも以下のような特典があります:
- 1泊159ドルからの宿泊プラン
- 「Stay Longer in Paradise」:4泊以上で20%オフ
- 3泊以上の滞在で5,000ポイント進呈
まとめ:観光だけでなく、地域とのつながりを感じるホテルへ
今回のリブランドによって、アンバサダー・ホテル・オブ・ワイキキは単なる宿泊施設から、地域文化や人とのつながりを感じられる場へと進化しました。観光客にとっては新しいワイキキの魅力に触れられる拠点となり、地元に住む私たちにとっても、家族や友人を安心して迎えられるホテルとなるでしょう。
この変化は、ワイキキの「玄関口」にふさわしい、まさに新しい物語の始まりだと感じています。
出典:
アンバサダー・ホテル・オブ・ワイキキ公式プレスリリース
https://ambassadorwaikiki.com/
https://tapestrycollection.hiltonhotels.jp/
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