リッツカールトン・ワイキキが大規模改装完了!最新ラグジュアリースイートとその魅力とは?

ハワイで進化し続けるラグジュアリーを肌で感じた私の感想

ワイキキで生活していると、観光地としての賑わいだけでなく、ホテルやレジデンスの変化にも自然と目が向くようになります。私自身も休日によく散歩がてらワイキキを訪れるのですが、ふと目に留まったのがリッツカールトン・ワイキキ・レジデンス。なんと総額8,200万ドル(約128億円)をかけた大規模なリノベーションが完了したとのこと。これはただのリニューアルではなく、ハワイのラグジュアリーの“次のステージ”を示すような内容でした。

「正直、リッツってもともと完成度高くない?」というのが率直な印象でしたが、実際にその新しいスイートやロビー、プールの写真を見て驚きました。改装されたエヴァ・タワーのロビーは、まさに“上質なリゾート感”の極み。しかも、インテリアは「空から海へ」というオアフ島の自然をテーマにしたデザイン。高層階ほど空の色、低層階は海の色を基調にしているそうで、そこに宿泊するだけでオアフ島の自然を感じられるよう工夫されています。

私のような地元在住者にとっては「観光向けのホテル」であると同時に、ラグジュアリーな住空間としても注目すべき場所です。なぜなら、一部は分譲レジデンスとしても提供されており、オーナーや長期滞在者も多いのです。今回は、そのリノベーションの詳細とリッツカールトン・ワイキキが持つ魅力を、ハワイ在住の視点からご紹介したいと思います。





約2年にわたるリノベーションが完了

リッツカールトン・ワイキキ・レジデンスは、2016年の開業以来初となる大規模改装を、2023年8月から段階的に進めてきました。プロジェクトは2025年初頭に完了し、38階建てのうちエヴァ・タワー(307室)の210ユニット、ロビー、インフィニティプールに加えて、全く新しいスイート・コレクションが加わりました。

このスイート・コレクションには、ペントハウスを含む4ベッドルームや3ベッドルームの複数階にわたる超高級ユニットが登場。シェフズ・キッチン、広々としたリビングスペース、専用のチェックインカウンターやコンシェルジュサービスまで備えられています。


「空から海へ」オアフの自然を表現した新デザイン

新しいデザインテーマ「Oahu from Sky to Sea(空から海へ)」は、各階の客室に異なる自然の色彩を取り入れることで、ハワイらしい“奥深さ”を表現しています。例えば、低層階では海をイメージしたブルーとサンドカラー、中層階は森林をイメージした木目調やグリーン、高層階では空を表すホワイトやグレーなど、階によって雰囲気が変わる設計です。

ゼネラルマネージャーのマイク・カス氏によると、「単なる豪華さではなく、ハワイの本質的な魅力を体験してもらいたい」と語っており、観光客だけでなく地元住民にも共感できる方向性が感じられます。


新ダイニング「Solera(ソレラ)」も登場

2025年4月には、リノベーションの一環として新しいレストラン「Solera」が登場しました。運営はG. Lion Hawaiiで、ハワイ・リージョナル・キュイジーヌをベースにした現代的なアプローチの料理を提供しています。ワイキキの高級ホテルレストランの中でも特に注目されており、ローカルの食材とグローバルな技法を融合したメニューは、観光客にも地元客にも人気を博しています。


ホテルとしてだけでなく、ラグジュアリーな暮らしの選択肢に

リッツカールトン・ワイキキの特徴は、ホテルとしてのサービスと、分譲型レジデンスとしての住空間が共存している点です。全552室の一部はホテル利用者向けですが、その他はオーナーや長期滞在者向けのラグジュアリーレジデンスとなっており、実際に居住している人も多くいます。

観光だけでなく、ハワイでの長期滞在やセカンドハウスを検討している方には理想的な選択肢となるでしょう。


ハワイの3つのリッツで体験を選べる時代へ

現在、ハワイには3つのリッツカールトンブランドのホテルが存在します:

  • リッツカールトン・ワイキキ(オアフ)
  • リッツカールトン・マウイ(カパルア)
  • リッツカールトン・オアフ、タートルベイ(旧タートルベイ・リゾート)

この3拠点により、都市型、リゾート型、ネイチャー重視型といった異なる体験ができるのが魅力。マイク・カス氏も「この多様性がハワイをより魅力的にし、ラグジュアリー層を惹きつけている」と述べています。


まとめ:リッツカールトン・ワイキキが示すハワイの未来

リッツカールトン・ワイキキの今回のリノベーションは、単なる“改装”というレベルを超えた、ハワイのラグジュアリー体験を再定義する動きだったと言えるでしょう。ハワイらしい自然と文化を反映させたデザイン、サービス、体験。観光客だけでなく、地元住民にとっても「今後のライフスタイルを考えるヒント」となる場所になりそうです。

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