L&LハワイアンBBQが米本土で拡大中―ニューメキシコ州に2店舗目がオープン!

味は最高、でもボリュームに悩む私のL&L愛

私がホノルルで暮らし始めて以来、**「L&L Hawaiian Barbecue」**は何度もお世話になっているローカルフードの名店です。プレートランチというスタイルで、ガーリックチキン、カルビ、スパムむすびなど、どれを頼んでも外れがなく、まさに“ハワイの味”そのもの。味付けの濃さと種類の豊富さは、どこか懐かしさもあり、がっつり食べたい時にはうってつけです。

…が、正直なところ、量が多すぎていつもお腹がはちきれそうになります(笑)。40代も見えてきた私には、このボリューム感が若干のプレッシャー。健康診断のたびに「またL&L食べすぎたかな」と思うほどです。

それでも、L&Lの魅力には抗えません。そんなL&Lが、ハワイの外、米本土でも着実にその存在感を増しているというニュースを聞いて、なんとも嬉しいような、複雑な気持ちになりました。今回は、L&Lがニューメキシコ州で2店舗目をオープンしたという話題をご紹介します。





ニューメキシコ州アルバカーキにL&L進出

L&L Hawaiian Barbecueは、2024年6月5日、ニューメキシコ州アルバカーキに新店舗をオープンしました。この新店舗は、**「ワイオミング・モール(Wyoming Mall)」**内の約1,200平方フィート(約110㎡)のスペースに構えられています。

これは同州で2店舗目のL&Lであり、全米では通算232店舗目の出店となります。


ハワイから世界へ、拡大を続けるL&L

L&L Hawaiian Barbecueは、1950年代にホノルルの小さな食堂からスタートしました。それから現在に至るまで、全米をはじめ、日本、フィリピン、グアムなどでも展開しており、CEOのエリーシア・フローレス氏によると、2032年までに全世界で500店舗体制を目指すとのことです。

今回のニューメキシコ州への出店も、本土展開の一環であり、今後も米国内の新たな地域への拡大が期待されています。


地元オーナーによる心温まる店舗運営

今回のアルバカーキ店は、ジョシュ&ジェニファー・ジュハディ夫妻によって共同経営されています。ジョシュさんはオアフ島でL&Lを食べて育った経験があり、現在はアルバカーキに移住。かつての「味の記憶」を、新たな地元の人々と共有したいという思いが、この出店の原動力となったようです。


ジェニファーさんのコメントも印象的です:

「L&Lは単なるレストランではありません。思い出が生まれ、アロハスピリットが息づく場所です。」


この言葉には、ハワイから遠く離れた地で、文化や価値観をつなごうとする想いが込められています。


ハワイ文化を米本土に伝える存在としてのL&L

L&Lの特徴は、その味だけでなく、「アロハスピリット」を体験できる空間作りにあります。ロコモコ、スパムむすび、カルアポークといったメニューは、単なる料理ではなく、ハワイ文化そのものの象徴。それを、米本土の人々が体験できるのは大きな意味があります。

また、L&Lのプレートランチは、日系・ポリネシアン・フィリピン・韓国など、多文化が融合したハワイ独特の食文化の集大成でもあります。こうした多様性の表現を、米本土でどこまで受け入れられるかは、今後の展開を左右するポイントになるでしょう。


食の拡大=文化の発信、そして課題も

L&Lのようにハワイ発のブランドが海外に進出することは、文化発信の一環としてとても喜ばしいことです。ただ一方で、健康志向の高まりや、カロリー・脂質・塩分の多さへの懸念も、今後の課題として浮上しています。

実際、私自身も「うまいけどちょっと重いな…」と感じることがしばしば。今後の拡大にあたっては、現地の食文化や健康志向とのバランスをとる工夫も必要になってくるでしょう。


まとめ:ハワイの味がアメリカ全土へ―L&Lの挑戦に注目

L&L Hawaiian Barbecueがニューメキシコ州で2店舗目をオープンしたという今回のニュースは、単なる飲食店の話題にとどまりません。それは、ハワイ文化の拡張、そして“アロハ”の心を他地域に届ける活動の一環でもあります。

私としては、今後L&Lがより多くの地域に広がっていく中で、ハワイらしさを大切にしながら、現地のニーズにも応える柔軟さを持ち続けてほしいと願っています。

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