ホノルルの進化を体感する新たな住まい「Muse Honolulu」抽選販売が開始

都会的で洗練された暮らしを求める方へ——Muse Honoluluが開く新しい扉

ホノルルで暮らす私にとって、「カピオラニ通り」はただの道路ではありません。日々の通勤路であり、週末にカフェを訪れ、友人と集うレストランが立ち並ぶ、まさにホノルルの“動脈”とも言える通りです。その通りに、また一つ新たなランドマークが誕生します。その名はMuse Honolulu(ミューズ・ホノルル)。この記事では、その抽選販売の開始情報と共に、このプロジェクトがもたらすホノルルの未来像を考察してみたいと思います。

私自身、長年オアフ島ホノルルで暮らすサラリーマンとして、不動産情報には常に敏感です。特に近年の新築コンドミニアムは、住環境としての質だけでなく、街づくりそのものに深く関わってきています。Muse Honoluluもまた、単なる高級住宅ではなく、ホノルルの都市開発の次のステージを象徴する存在になると感じました。

まず注目したいのは、そのロケーション。Museが建設されるのは、旧KGMB本社跡地、現在の「Shops at Kapiolani」の場所。まさにアラモアナとワイキキの中間という都市の中心に位置し、通勤にも買い物にも抜群の利便性を誇ります。Sky Ala Moanaと同じく、「都市の中に住まい、都市を楽しむ」ライフスタイルを提案している点が大きな魅力です。

抽選によるオーナー向け販売枠が158戸という点も注目です。これは投資目的ではなく「実際に住む人」を想定している証拠であり、地域に根差したプロジェクトであることが伺えます。価格帯も700,000ドルからと決して安くはないものの、立地や設備、設計を考えれば納得の価格です。

建築デザインは、あのAppleのNY旗艦店を手がけたBohlin Cywinski Jacksonによるもの。ホノルルに新たな都市美をもたらすことは間違いないでしょう。この記事では、抽選スケジュールやユニットの詳細、関連する開発プロジェクトなども含め、Muse Honoluluの魅力を余すところなく紹介します。





Muse Honoluluとは?計画の全貌

Muse Honoluluは、ホノルル・カピオラニ通り1538番地に建設予定の39階建て高層コンドミニアム。開発はJL Capitalが手がけ、設計は建築事務所Bohlin Cywinski Jacksonが担当しています。

合計315戸の住戸を擁し、内訳は以下のとおりです:

  • タウンハウス:6戸
  • アーバンロフト:72戸
  • スタジオ~3ベッドルーム:227戸
  • ペントハウス(上層2フロア):10戸


広さは424平方フィート(約39㎡)~2,600平方フィート(約241㎡)以上までと多様で、価格帯は以下のように設定されています:

  • スタジオ:700,000ドル~
  • 1ベッドルーム:800,000ドル~
  • 2ベッドルーム:1,200,000ドル~
  • 3ベッドルーム:2,200,000ドル~

工事開始は2026年、完成は2028年後半が予定されています。


オーナー向け抽選販売:スケジュールと申し込み方法

既に終了していますが、今回の158戸は、**実際に住むことを希望する住民向け(オーナーオキュパント)**に提供されます。投資用ではなく、居住目的の人が優先される枠です。

  • 応募受付開始:6月29日(土)
  • 応募締切:7月2日(火)
  • 抽選実施日:7月9日(火)午前10時30分
  • 抽選会場:Sky Ala Moana 1階のセールスギャラリー(住所:1388 Kapiolani Blvd., Suite 101)

このセールスギャラリーでは、Museのモデルルームや間取り、内装イメージなどを確認できます。


地元住民に優しい開発姿勢

JL Capitalは以前、Sky Ala Moanaを開発し、完成前に全戸が売却された実績があります。今回は2棟目となるプロジェクトですが、Museでは特に「住む人に優しい都市住宅」を意識した設計となっています。

さらに、Museプロジェクトに付随する形で、**別場所(765 Amana St.)に64戸のアフォーダブルユニット「Amana Lofts」**も建設中。高級住宅の開発だけでなく、地元コミュニティの多様なニーズに応える姿勢が伺えます。


洗練された建築と都市型ライフスタイル

Museの設計を手がけるのは、Apple Fifth Avenue(NY)のガラスキューブで世界的に知られる建築事務所Bohlin Cywinski Jackson。ガラスを多用した都会的なデザインが採用され、昼は光を取り込み、夜は街の灯と調和するファサードになると予想されます。

こうした建築の美しさは、住まいとしての快適さだけでなく、都市の景観を形づくる存在ともなります。Museはホノルルのスカイラインに新たな存在感を加えることでしょう。


今後のホノルル不動産市場への影響

ホノルルでは今後も都市開発が進む中、Museのように「高級」と「居住性」を両立するプロジェクトは注目の的です。海外からの投資ではなく、地元住民による都市居住を推進する動きが徐々に強まっています。

このようなプロジェクトが今後も増えることで、ホノルルの都市構造や住宅供給のバランスにも好影響が出ると私は感じています。投資一辺倒ではない、持続可能な街づくりの一端を担うプロジェクトとして、Muse Honoluluには大きな期待が寄せられています。

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