リリハベーカリーがワイキキ・ビーチウォークに新店舗をオープン予定

ワイキキにまた一つ、地元の名店が仲間入り

私がハワイで暮らし始めてから、日々の楽しみの一つが「地元グルメの進化と拡大」を見守ることです。観光名所のイメージが強いワイキキも、実は長年愛されるローカルブランドが次々と出店していて、住んでいてもワクワクする話題が尽きません。

その中でも今回ご紹介したいのが、1950年創業の老舗「リリハベーカリー(Liliha Bakery)」が来年夏、ワイキキ・ビーチウォークに新店舗をオープンするというニュース。すでにオアフ島内に5店舗を展開していますが、ワイキキではこれが2店舗目となり、観光客にもさらにアクセスしやすくなるのが魅力です。

「ココパフ」と呼ばれるクリームたっぷりのシュークリームをはじめ、手作りのペストリーやパン、そして地元スタイルの朝食が人気のリリハベーカリー。観光で訪れる方はもちろん、地元民の私にとっても「ちょっとしたご褒美」のような存在です。そんな名店がワイキキの中心部で再び味わえるようになるとは、期待せずにはいられません。





名物ココパフがワイキキでも再び味わえる

リリハベーカリーといえば、まず真っ先に思い浮かぶのが「ココパフ」。ふんわりしたシュー生地に濃厚なチョコレートクリーム、そして軽いバター風味のホイップがのった独特のスイーツは、地元住民だけでなく観光客からも絶大な支持を受けています。

新店舗でもこの定番商品はもちろん、朝食・ランチ・ディナーといった幅広いメニューが楽しめる予定で、今からオープンが待ち遠しいですね。


ワイキキ・ビーチウォーク内の人気レストランに仲間入り

今回の新店舗は、ワイキキの中心地にあるショッピング&ダイニング複合施設「ワイキキ・ビーチウォーク」の2階、ABCストアの上に位置する予定です。このエリアにはすでに「Roy’s」や「Ruth’s Chris Steak House」などの人気レストランが軒を連ねており、観光客にも定番のグルメスポットとなっています。

リリハベーカリーが加わることで、ワイキキでのグルメ選択肢がますます豊かになり、地元の味を気軽に楽しめる貴重な場所がまた一つ増えることになります。


地元で愛され続ける理由とは?

1950年にノース・クアキニ通りで創業して以来、リリハベーカリーは70年以上にわたりローカルの味を守り続けてきました。中には40年以上在籍している職人もいるというから驚きです。現在の運営は、2008年に買収した「Yummy Restaurant Group」によるもので、2014年以降にアラモアナセンターやニミッツハイウェイなどへと積極的に出店を進めてきました。

その中でも一貫しているのが、「手作り」にこだわる姿勢。ペストリーも料理もすべて店舗で一から作られており、どこか懐かしく温かみのある味わいが支持されている理由の一つです。


ワイキキ2店舗目の意義と今後の展望

マーケティングディレクターの松野ケイティ氏によれば、今回の新店舗オープンは「長年のファンへの感謝」と「新しいゲストとの出会い」の両方を見据えたものとのこと。実際、ワイキキには世界中から観光客が訪れますが、地元に根差したブランドがこの地で存在感を増すのは、ハワイの文化的豊かさを世界に発信する絶好のチャンスでもあります。


新規採用もスタート、地元経済にも好影響

リリハベーカリーでは、今回のオープンに伴い、ベーカー、バッサー、クックといった新しいスタッフを積極的に募集しています。近づく開業に合わせて、地元での求人フェアも開催予定とのことで、地域経済への貢献も期待されます。


まとめ:ハワイ滞在中の“食の楽しみ”がまた一つ増える

リリハベーカリーの新店舗オープンは、単なるレストランの増加以上の意味を持つと思います。ローカルに根ざした味を、観光地ど真ん中で体験できるというのは、訪れる人にとっても大きな魅力。特にワイキキに宿泊予定の方には、朝食やカフェタイムにぜひ立ち寄ってほしいスポットになるでしょう。

今後の最新情報やオープン日などの詳細も、分かり次第ブログで随時お届けしていきます。


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