ホノルルのソウルフードが海辺に進出!エヴァビーチで味わう“あの味”
ホノルルで暮らす私にとって、「Side Street Inn(サイド・ストリート・イン)」は、いわゆる“知る人ぞ知る名店”ではなく、もはや地元の味そのものといえる存在です。創業は1992年、アラモアナ近くの裏通りからスタートし、今ではカパフル店も加わり、多くのローカルに愛され続けています。
そんなSide Street Innが、初めてホノルル中心部を飛び出して、西オアフのエヴァビーチに新店舗をオープンするとのこと!新しいお店の名前は**「Halia by Side Street Inn」**。場所は、ウォーターフロント型のレクリエーション複合施設「Wai Kai(ワイカイ)」内ということで、これまた話題性抜群です。
エヴァビーチの新名所「Wai Kai」にオープン
■ 新店舗名: Halia by Side Street Inn
■ オープン時期: 2025年夏(予定)
■ 所在地: Wai Kai(ホアカレイ・リゾート内)
■ 旧店舗跡地: Kitchen Door(2023年開業、2024年6月閉店)
新店「Halia」は、海辺の風景とファミリー向けのカジュアルな雰囲気が融合した店舗になる予定で、これまでのSide Street Innのスタイルをベースにしつつも、「リフレッシュされたダイニング体験」を提供するそうです。
共同オーナーのリサ・マイヤー氏は次のようにコメントしています:
「ここWai Kaiは、家族や友人と集まり、私たちが誇るボリューム満点の料理とアイランドスタイルのおもてなしを、海の景色とともに楽しめる完璧な場所です。」
Side Street Innの歩みと魅力
■ 創業: 1992年(故コリン・ニシダ氏により開業)
■ 既存店舗:
- ホパカストリート(アラモアナ近く)
- カパフル通り(Locationsビル内)
Side Street Innは、大皿料理、地元の味、気取らない雰囲気で知られ、ローカルだけでなくシェフや業界関係者にも根強い人気を誇る名店です。名物の「ポークチョップ」「フライドライス」「キムチ炒め」などは、ローカルフードの代表格として定着しています。
今までの2店舗はいずれもホノルル中心部にあり、今回の西オアフ進出は、初の郊外エリア展開となります。
Wai Kaiとは?観光とローカルをつなぐ注目施設
**Wai Kai(ワイカイ)は、エヴァビーチのHoakalei Resort(ホアカレイ・リゾート)**内に2023年開業した、ウォーターフロントのレジャー&ダイニング複合施設。施設内には:
- 世界初の本格的な人工波サーフィン施設
- カヤックやSUPが楽しめるラグーン
- 地元ブランドや飲食店が集まるダイニング街
- イベントやライブの開催スペース
などが整備されており、観光客だけでなく、地域住民にも支持される新しいコミュニティ拠点となっています。
Wai Kaiの副社長ジェリー・プピロ氏は次のように語っています:
「Side Street Innの“美味しい料理、素敵な人々、楽しい時間”という評判は、Wai Kaiが目指す“人が集まる場所づくり”と完璧に一致しています。」
サイド・ストリート・インが地域に与える意味
今回の出店は単なるビジネス拡大というよりも、「ホノルルのソウルフードが西オアフにも根付く」という地域文化の拡張の意味合いが強いと感じます。
- 西オアフには急速に開発が進み、人口も増加中
- ローカルが求める“慣れ親しんだ味”が求められている
- エヴァ〜カポレイエリアには質の高いレストランがまだ少ない
このような背景から、Halia by Side Street Innは、西オアフに暮らす人々にとって「新たな定番店」となる可能性が高いといえるでしょう。
まとめ:“裏通りの名店”が海辺で生まれ変わる瞬間
Side Street Innが「裏通り」から始まり、今やオアフを代表する名店として、そして西オアフという新たな舞台でリスタートするというのは、ハワイにおけるレストラン文化のひとつの象徴とも言えるでしょう。
今後オープンする「Halia by Side Street Inn」では、これまで通ってきた常連も、西オアフに住む新しいお客さんも、みんなが集まってワイワイ楽しめる場になるはずです。
「美味しいものがある場所には、人が集まる。」
Side Street Innの新たな一歩に、大きな期待が集まります。
コメント