韓国の航空会社、今年ハワイ便を新規就航へ

韓国を拠点とする**エアプレミア(Air Premia)**が、今年ハワイへの新規路線を開設する計画を進めています。


Air Premia Hawaii

エアプレミアとは?

エアプレミアは、韓国の格安航空会社済州航空(Jeju Air)を創設したキム・ジョンチョル(Kim Jong Chul)氏によって2017年に設立されました。現在、ソウルからロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコを含む複数の国際都市へ運航しています。<br><br>

過去には、202312月から20243月までの期間限定で、ソウル(仁川国際空港)とホノルルを結ぶ臨時便を運航していました。


ハワイ路線の正式就航はいつ?

同社は6機目のボーイング787-9型機を受領し、約1年半ぶりの機材増強を発表。これに伴い、昨年12月にホノルル路線を開設する意向を明らかにしました。

エアプレミアは6月までにホノルル便を開始する計画ですが、ボーイング機材の納入遅延が影響を与える可能性があるとのことです。


競争激化で利便性向上?

現在、仁川〜ホノルル間の直行便を運航している航空会社は以下の3社です。

  • ハワイアン航空(Hawaiian Airlines
  • 大韓航空(Korean Air
  • アシアナ航空(Asiana Airlines(2023年12月に大韓航空が買収)

エアプレミアが加われば、韓国〜ハワイ間の供給座席数はパンデミック前の水準を超えると予想されています。


今後の展開

エアプレミアはホノルル便に加え、シアトル、新ダナン、香港への新規路線も計画中。今年中にさらに3機のボーイング787-9を導入し、総機材数を9機に増やす予定です。

なお、アラスカ航空(Alaska Airlines)も2025年秋から、ハワイアン航空の大型機を使用してシアトル〜仁川便を運航する計画を進めています。


エアプレミアの新規就航が実現すれば、韓国〜ハワイ間の旅行の選択肢がさらに広がりそうです。

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