GLOBAL ENTRY(グローバル・エントリー)拡大の影響と今後の展望
私はこれまで何度も日本とハワイを行き来してきましたが、アメリカ入国時の長い待ち時間にはいつも悩まされていました。そんな中、日本がGLOBAL ENTRYの対象国に加わったというニュースを聞き、とても嬉しく思います。特に、観光業の回復を目指すハワイにとって、この制度の拡大は大きな影響をもたらすでしょう。
GLOBAL ENTRY(グローバル・エントリー)とは?
GLOBAL ENTRYは、米国税関・国境警備局(CBP)が運営する信頼できる旅行者向けプログラムで、事前に厳格な審査を受けた低リスクの渡航者が、米国の主要空港での入国審査を迅速に通過できる制度です。このプログラムにより、日本の申請者もホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)を含む米国の主要空港で、スムーズな入国が可能になります。
ハワイ州知事の見解
ハワイ州のジョシュ・グリーン知事は、日本のGLOBAL ENTRY参加について「ハワイと私たちの旅行業界にとって革命的な一歩だ」とコメントしています。ハワイ州はこの制度拡大のために1年以上にわたり、日本政府や米連邦政府と協議を重ねてきました。その努力の結果、日本人観光客やビジネス渡航者にとって、より快適で安全な旅行環境が実現することになります。
日本人観光客の現状
新型コロナウイルスの影響により、日本人観光客のハワイ訪問者数は大幅に減少しました。ハワイ州観光局(HTA)の最新データによると、2024年10月の日本人訪問者数は66,957人で、前年同月比14.3%の増加となりました。しかし、2019年10月の134,557人と比べると50.2%減少しています。
2024年1月から10月までの累計では、日本からの訪問者数は588,978人となり、2023年同期比で29.3%増加しました。しかし、2019年の同時期には130万人以上の日本人観光客が訪れており、2024年の数値は55%の減少を示しています。
観光消費額の推移
訪問者数の減少に伴い、日本人観光客の消費額も大幅に落ち込んでいます。HTAによると、2024年10月の日本人観光客の消費額は2019年と比べて約50%減少。年間累計では2023年比21.5%増加しましたが、2019年と比べると52.7%減少しています。
GLOBAL ENTRY導入のメリット
ハワイ州政府は、日本のGLOBAL ENTRY参加が観光客の待ち時間短縮につながり、より多くの日本人観光客の誘致につながると期待しています。また、観光業だけでなく、日本とアメリカ間のビジネスの活性化にも寄与するとされています。
日本のGLOBAL ENTRY参加は、ハワイにとって非常に重要な進展です。観光客の利便性が向上することで、日本からの旅行者が増加し、経済にも好影響を与える可能性があります。今後の動向に注目しながら、ハワイ旅行を計画する際にはGLOBAL ENTRYの活用を検討してみてはいかがでしょうか?
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