ワイキキの高級ホテル「カ・ライ・ワイキキ・ビーチ」、1億ドル規模の大改装へ

日常の中で感じた変化と期待

ワイキキを散歩していると、時々見慣れたホテルが新しい外観になっていて驚くことがあります。先日も、以前「トランプ・インターナショナル・ホテル」として知られていた高級ホテルが「Ka Lai Waikiki Beach(カ・ライ・ワイキキ・ビーチ)」として生まれ変わり、さらに大規模なリノベーションが始まるというニュースを目にしました。私も時々前を通るこのホテルが、どのように変わるのか非常に楽しみです。 




1億ドルを投じる大規模改装計画

カ・ライ・ワイキキ・ビーチは、今年6月2日から2026年第2四半期にかけて、約1億ドル(約150億円)の予算をかけて段階的なリノベーションを行う予定です。改装期間中もホテルは営業を続けるとのことで、旅行者への影響を最小限にとどめつつ、全体の刷新が進められます。


このホテルは、ヒルトン・ワールドワイドのラグジュアリーブランド「LXR Hotels & Resorts」に属しており、今回の改装では客室・スイート、ロビー、レストラン、プール、スパ、フィットネスセンター、ランドスケープ(庭園)などが対象です。さらに、ロビーには新しいバーも設置される予定です。

洗練されたハワイらしさを感じる空間へ

改装デザインはロンドンを拠点とする「Bryan O’Sullivan Studio」が手掛けます。新たに導入される家具は特注で、ハワイの自然や文化をモチーフにしたインテリアが特徴になるとのことです。全体として「ワイキキの自然の美しさと文化の豊かさを反映する、洗練された落ち着きのあるデザイン」に仕上げられる予定です。

また注目すべきは、ロビー階にあるレストランです。ここは引き続き、毎週金曜日の夜にヒルトン・ハワイアン・ビレッジから打ち上げられる花火を鑑賞するためのベストスポットとして、多くの人に親しまれています。改装後もその魅力が保たれるのは嬉しいポイントですね。

このホテルはもともと2009年に開業し、2023年に現在の名称「カ・ライ・ワイキキ・ビーチ」にリブランドされました。リニューアルはその一環として実施され、「時代を超えたデザインと現代的なエレガンスを融合させた、唯一無二のラグジュアリー体験を創造する」ことが目的とされています。

ワイキキの中心で、より魅力的な滞在先として生まれ変わるこのホテルは、観光業が回復基調にあるハワイにとっても明るいニュースといえるでしょう。

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