ハワイにぴったりの“楽しい洗車体験”、ついに上陸
私がハワイで暮らしていて感じることのひとつに、「車社会ならではのサービスの進化」があります。特にオアフ島のような都市エリアでは、日常の足として車が欠かせず、そのメンテナンスや洗車のニーズも高まっていると感じます。そんな中、アメリカ本土で人気の洗車チェーン「クイッククワック・カーウォッシュ(Quick Quack Car Wash)」が、ついにハワイに進出するというニュースが飛び込んできました。
正直なところ、洗車なんてどこでも同じでは?と思っていた私ですが、クイッククワックの特徴を知るにつれ、「これはハワイの文化にもフィットしそうだ」と思いました。清潔さはもちろん、環境への配慮や地域社会との関わりなど、ハワイの価値観に寄り添ったビジネスモデルが光っています。
クイッククワック・カーウォッシュ、カポレイに1号店建設開始
全米で275店舗を展開し、アメリカで第4位の規模を誇る洗車チェーン「クイッククワック・カーウォッシュ」が、2025年4月3日、オアフ島カポレイにてハワイ初の店舗建設を開始しました。場所はカポレイ・パークウェイとクアラカイ・パークウェイの交差点付近で、数ヶ月以内の完成を予定しています。
1店舗あたりの敷地は約3,600平方フィートで、オフィスや設備室に加え、複数のセルフサービス用バキュームステーションも設置予定。また、各店舗には15〜20人の従業員が配置される見込みです。
同社は今後、マウイ島やハワイ島でも出店を予定しており、2025年中にマウイの1店舗が着工、2026年にはさらにもう1店舗が建設予定です。将来的には5〜6店舗の展開を計画しており、状況次第では10店舗以上に拡大する可能性もあります。
環境意識が高いハワイに適した「グリーン認定」洗車
クイッククワックの特徴は、単なる洗車サービスにとどまりません。各店舗では99%の水を再利用可能な回収システムを導入し、1台あたりの洗車に必要な**新鮮な水はわずか20ガロン(約76リットル)**と非常に少量。また、生分解性の洗剤やLED照明など、環境負荷を最小限に抑える取り組みが徹底されています。
このような取り組みが評価され、同社は「グリーン認定カーウォッシュ」として、全米で環境配慮型ビジネスの先進例として知られています。ハワイの自然や海洋環境を守る意識が高い住民にとって、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
地域社会との連携も積極的に
クイッククワックは地域社会とのつながりも重視しており、新店舗のグランドオープン前には地元の家族や個人を支援するための募金活動も恒例行事として実施しています。その候補者は地元住民からの推薦を通じて選ばれ、コミュニティ全体で支え合う仕組みが築かれています。
「明るく、楽しく、そして地域とつながるブランド」であることを大切にする同社は、ハワイという土地にも自然に溶け込みそうです。
まとめ:ハワイの車社会に新しい風を
洗車と聞くと地味な印象を持つかもしれませんが、クイッククワックのように**「速くて、清潔で、楽しい」**という体験価値を提供することで、日常のひとコマが豊かになることを感じさせてくれます。ハワイでの今後の展開が楽しみですし、地域との関係性づくりにも注目したいと思います。
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