家計にちょっぴり嬉しいニュース
ハワイに暮らしていると、ガソリン代の変動は日常生活に直結する問題です。特に私のように車通勤が当たり前の人にとって、毎週のガス代チェックはちょっとした習慣になっています。そんな中、「ガソリン価格が去年より安くなっている」というニュースは、地味ながら嬉しい話題です。物価の高いハワイでは、こうした小さな変化が家計にじわじわ効いてくるものです。
ハワイ全体で平均4.51ドル、前年比26セント減
AAAハワイが発表した最新の「Weekend Gas Watch」によると、ハワイ州全体のレギュラー無鉛ガソリンの平均価格は1ガロンあたり4.51ドル。これは前の週から1セントの減少で、1年前と比べて26セント安くなっているとのことです。全国平均は3.16ドルで、こちらも前年比50セントの減少となっていますが、ハワイの価格は依然として高水準。ただし安定傾向が続いている点は評価できます。
各島ごとの価格動向
ホノルルの平均価格は4.43ドルで、前週比1セント減、前年比22セント減。私が暮らすオアフ島でも少しずつですが、価格の下がり傾向が見られます。
ヒロ(ハワイ島)では4.67ドルで変動なしながらも、前年より22セント低下。カフルイ(マウイ島)は4.49ドルで1セント減、前年比では33セントも下がっています。
一方でリフエ(カウアイ島)は5.10ドルとハワイ州内では最も高い水準を維持していますが、こちらも前年比14セント減とのことで、微々たるが着実な改善が見られます。
地域による微調整はあるが、全体的に安定傾向
AAAハワイのゼネラルマネージャー、リアン・スミダ氏によると「ガソリン価格は概ね安定しており、一部地域ではわずかな変動が見られる程度」とのこと。昨今のインフレ傾向やエネルギー価格の上昇を考えると、ガソリン価格が大きく跳ね上がらないのは、生活者にとって安心材料になるでしょう。
今後も旅行シーズンや国際情勢の影響で価格が動く可能性はありますが、現時点ではハワイのガス代は「安定下降傾向」と言ってよさそうです。
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