アウトリガーが新チャペル開設ーワイキキで叶えるオーシャンフロントの結婚式ー

ハワイでの結婚式、やっぱり憧れますよね

私がハワイに住んでいると、日本から遊びに来た友人たちによく聞かれるのが「結婚式を挙げるならどこがいい?」という質問です。私自身、ハワイの海を背景にしたウェディングには憧れがあり、ロマンチックな空気を肌で感じるたびに、「ハワイってやっぱり特別な場所なんだな」と実感します。


そんな中、ワイキキの中心にあるホテル「アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」に、まもなく新しいチャペルがオープンするというニュースを知りました。名前は「カハワイ・チャペル」。ハワイ語で“川”や“流れ”を意味するこの言葉には、自然の流れと神聖な場所という意味が込められているようで、とても素敵だと思いました。





ワイキキに新たなウェディング名所「カハワイ・チャペル」が誕生

2025年6月、アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内に、新しい室内型オーシャンフロントチャペル「カハワイ・チャペル(Kahawai Chapel)」がオープン予定です。チャペルが設置されるのは、かつて「オーシャンハウス・レストラン」として使われていた約4000平方フィートの空間で、目の前には海が広がる贅沢なロケーション。レストランは2017年に閉店していましたが、今回の改装で再び息を吹き返します。


「カハワイ」とはハワイ語で「川」や「流れ」を意味し、チャペルが建てられる場所は、淡水が海と交わる歴史的に神聖なエリア「カヴェヘヴェヘ(Kawehewehe)」と呼ばれていた土地。かつてハワイの王族にも大切にされていた場所で、自然と歴史が交差する特別なエネルギーを持つとされています。

施設内には挙式スペースの他、家族用控え室、3つのプライベート更衣・準備室、専用オフィスも完備。現在、価格設定は未定とのことですが、パッケージ内容によって変動する見込みです。


ハワイのウェディング市場はまだ伸びしろあり

ハワイの目的地型ウェディング市場は現在もコロナ前の水準には戻っておらず、以前の年間約1万7000件の挙式数には達していないとのこと。ただし、今後3年以内には少なくとも75%の回復が見込まれており、今回のチャペル新設はその市場回復に向けた重要な一手だとしています。


なお、今回のプロジェクトは日本のウェディング専門企業「ツカキログノート・ハワイ」と提携し、国際旅行、とくに日本からの観光客の回復に合わせた需要を見込んでいます。改装工事は約1年前にスタートしました。  とても素敵なサイトも開設していました。 https://www.kahawaiwedding.com/


今後の観光・婚礼ビジネスへの影響にも期待

2022年には約8,000万ドルを投じた施設全体の改装も行われており、アウトリガーはハワイ全体で3億ドル以上の投資を行うことで、ブランド力と観光体験の向上に注力しています。今回のカハワイ・チャペルも、ウェディングマーケットだけでなく、ハワイの観光業全体に新たな付加価値をもたらすものになるでしょう。

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